実家に眠っている着物がある
私のために作ってもらった着物があるんだけどタンスの肥やしになっている
自分で着られないのに着物があるんだけど、わざわざ着付けを予約してまで着るのは少し面倒。
着付けに必要なものって着物以外にもあるけど、どれが何ていう名前?全部持っているかもわからないから面倒。
私もそんな感覚があったので、着物を着る機会があまりありませんでした。
しかし、「このままではもったいないし、せっかく着物を作ってくれた祖母の想いを大事にしたい」と一念発起
子供の卒園式・入学式では自分で着物を着て出席することを目標にして着付けを学びました。
私は、着付け教室に習い、同時に動画を何度もみて練習しました。
もし、私と同じようにもやもやした思いを抱えた人がいたら、試しに着付けやってみてほしいです!
思っていたよりも簡単で、自信も付きます!

目標をたてる

これが一番大事なことです!
期限がないとダラダラしちゃう(私だけ?)
いつまでに?
私の場合は、目標は「子供の卒園式・入学式に着物を着て出席すること」
子供の卒園式までが目標でした。
期限があったほうがいい理由
やりたいと思っていても、着物で出かける機会はあえて作らなければいつまで経ってもできません。
例えば、初詣、夏祭り、友達とのランチ、演劇鑑賞…何でもいいんです。
やるしかない状況になったらできるのが人です。
どこまで?
私の場合は、式典だったので礼装(二重太鼓・伊達襟の付け方)まで覚えました。
浴衣だったら、帯のお太鼓結びがなくても大丈夫ですし、礼装でなければ一重太鼓の結び方だけで大丈夫です。
着物を着るきっかけ



これが2番目に大事なことです!
どうして着物がきたいのか明確にしておくこと
着物がタンスの肥やしになりかけていた
親や祖母が作ってくれた着物の存在をずっと気になっていたんです。
母方の祖母はすごく着物が好きな人で、普段着も着物。その祖母が亡くなり、「作ってもらった着物を着た姿をもっと見せられたら良かった」と後悔が離れず。
「このままではもったいないし、せっかく着物を作ってくれた祖母の想いを大事にしたい」と一念発起
せっかくならハレの日にと思い、子供の卒園式・入学式に着ようと思いました。
入学卒業シーズン到来
子どもの卒園式・入学式が近づいて、服装に悩んでいました。
折角の子どもが主役の日に適当な服も、気張りすぎるのも…と思い決まらず。
訪問着や色無地があったのでスーツを買わず、たんすにある着物を選択しました。
結果、スーツ購入費用が浮いて節約にもなったと思います。
着付けは高い!と気づく
七五三のときは写真撮影の着付けサービスで着付けてもらったので、どのくらいの金額なのかわかってなかったんですよね。
今回、近隣の美容室で着付けの費用を調べてみると…
ヘアセット無しで5000円〜+ヘアセット代+早朝料金
1回お願いすると8000円はかかる…
きょうだいの中高の入学卒業全部着物なら14回で11万以上…出せない!となり、それならば自分で着よう!と決意。着付けを頼むのと比較して11万ほど浮きました!
You Tubeで着付け動画が沢山あった
着崩れが怖くて一歩踏み出せなかった着付け。
いつでも習いに行けないのもワーママの悩みです。
でも、いつでも見られる動画なら自信がつくまで何度も繰り返し練習できました。
YouTubeの着付け動画のおかげです。中でもおすすめはすなおさんの動画。
袋帯の結び方やきちんと見せるポイントなど細かいところまで、解説動画が沢山あって、本当に参考になりました!
卒園式で素敵な着物を着てるママさんがいてちょっと話してみたら、そのママさんも動画で着付け練習してきてみたとのこと。意外にそういう人多いのかも!
しかも、普段着慣れている人以外は少々変でも気が付かないので、思っているほど気にしなくて良いのかもしれません。
着物着付けして変化したこと



こんなにいい効果があるなら、早く一歩踏み出せばよかったと思いました。
私
- 1人で着付けができるようになった
- 卒園式、入学式で自分で訪問着を着て、やれば出来るという自信がついた
- 着物で出かけるのが楽しくなった
- 古い着物や日本の文化に目を向けるようになった
- 着物を作ってくれた祖母への感謝の気持ちでいっぱいになった
母
- 「おばあさんも嬉しいと思う」と喜んでくれた
- 母と一緒に着物を見ながら祖母の思い出話ができた
- 母の着られない着物を譲ってくれた



正直、こんなに良い変化があるならもっと早く着てみればよかったなって思いました。案ずるより産むが易しを最も実感した出来事ですね。
着物効果
純粋に着物の効果では、姿勢や所作にも気を配る感覚が味わえ、普段から少し意識するように。
さらに、チャレンジしてできた!という自信がついたので、自己肯定感も上がり前向きになりました。
「着付けできるようになりたい」とちょっとでも考えている方がいたら、やってみたほうがいいです!
2023年も着物を着ることは続けていきたいと思っています。
きれいに着付けたいなら
そして綺麗に着付けたいなら人に見てもらい、アドバイスを受けるのが一番近道だと思います。
おはしょりを真っ直ぐにしたい!着崩れにくい着付け など学ぶと色々知りたくなってきます。
まず、イメージをつけたいなら和装系の雑誌「七緒」のこものを見てみてください。オンラインショップにコラム掲載もあり、参考になると思います。
こまものや七緒 オンラインショップ – 着物からはじまる暮らし –


無料体験もあるので一度着てみて、その教室が自分に合いそうかどうか試すのもありです。


着物って結構楽しいですよ!


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