「現在、間取り図作成中、洗濯動線に悩んでいる」
「ランドリールームを作りたいけど坪数増を気にしている」
「1階にWIC作りたいけど難しい、解決策を知りたい」
注文住宅の間取りを考えているとぶつかる悩みですよね。
4年以上住んでみて洗濯や家事でストレスほぼゼロです
さらに、数十件の入居宅訪問を受けてきたわが家。
10人以上から「〜32坪でこの間取り最高」と言われてきたので、独りよがりではない家事ラク動線と思っています。
- 一条工務店のi-smart 2019年建築
- 延床:31.5坪
【1F】
- 洗面:4帖
- SIC:1帖
- LDK:15.69帖
- 洋室(畳):4.5帖
- 押入れ:0.5帖分
- 吹き抜け:8帖分
【2F】
- 寝室:6帖
- 子供部屋×2:4.5帖、4.83帖
- WIC:2.75帖
わが家のランドリールーム
実は、わが家にはランドリールームという独立した部屋はありません。
理由は、1階にランドリールームを作るスペースが足りなかったからです。
その代わり、4帖の洗面脱衣所 兼 ランドリールームに1帖のクローゼットをつけました。
わが家の洗面脱衣所 兼 ランドリールーム
【住設】
- 4帖の洗面脱衣所 兼 ランドリールーム
- 右側収納付き広いタイプの洗面台(W222R)
- 1帖のクローゼット(SAC-60A)
- 勝手口
- エアイー(NE)
- ホスクリーン(物干し金物3箇所)
- pid4M(施-C)約4mで使用
【後置き】
- イケアの41*59*72の棚
- 縦型洗濯機
- ハイブリット式除湿乾燥機
- 洗濯棒:お風呂付属の棒(140cm)を使用
- ピンチハンガー2個使用
- 10歩以内で完結導線
【我が家の洗濯事情】
夜:お風呂のあと洗濯1回→室内干し→翌夜収納へ
間取り図
キッチン側からの視点
お風呂側から
勝手口側から
トイレ側から
わが家の洗濯動線
わが家は夜、洗濯し室内干しします。
お風呂の後に回して、寝る前に干し、翌朝厚手以外は乾いているような状態です。
洗う工程
汚れ物
子供の泥汚れの靴下などは洗面台の縁でつけ置き、そのまま横の洗濯機へ投げ入れて回します。
勝手口があるので汚れの移動が最小限になり、オススメ!
この桶がちょうど幅30cmほどの洗面台の縁にぴったり!底に水抜き穴があるので重くても水が溢れず便利です。
お風呂前
脱いだ服を洗濯機へ。ネットに入れるもの以外は4歳の子も自分でやってくれます。
お風呂上がり
お風呂上がり、直接タオルの引き出しからタオルを取り出す。
からだを拭いたあとは洗濯機へポイ!
最後の人がお風呂の拭き上げまで終わったら、洗濯を回します。(大体夫が回します。)
毎日流れ作業で回してます!
干す工程
寝る前に夫婦でおしゃべりしながらやることが多いです。
家族4人分がこの4帖のスペースでまかなえています。
- 140cmの竿へ洋服のハンガーをかける
- ピンチハンガー(40箇所)に靴下などの小物とズボンを干す
- ワイヤー(約4m)にタオルを干す
しまう工程
梅雨時期以外は大体8時間で乾くので、片付け工程は
このどれかです。- 朝着替える人(夫・子どもたち)がそのまま取って着る
- 夜、風呂上がりに着る人がそのまま取って着る
- 残っていたら、洗濯を干す直前にハンガーごとクローゼットにしまう
もちろん、来客時にはざっと取り込んでクローゼットに入れておけば生活感もありません。
たたむ工程があるのは、これだけ!
- ハンカチ・タオル
- 下着
- 保育園の着替え
- 小学校の持ち物
これも洗濯機のフラットな蓋の上でたたむので楽ちん!
「取り込む」「かごに入れる」「移動」の工程がないのがすごく楽です。
よくある質問
入居宅訪問をよく受けるのですが、そのときに聞かれる質問がコチラ
洗面脱衣所 兼 ランドリールームのメリット・デメリット
デメリット
- 背が高いと洗濯物に引っかかる
- 185cm夫はタオルにわずかに頭が引っかかる
- 通路と物干し場所を分けられない
- 洗面所ではタオルの下を通ることになる
- 私やうちの家族は気にならないですが、気になる方もいるかも
- pid4Mが高い
- 164cmの私は届きますが、ワイヤーが高いと感じる
- 設置前に高さ確認が必要
メリット
- 洗面脱衣所 兼 ランドリールームで省スペース
- キッチン・お風呂・洗面・洗濯機・物干し竿すべてと近い収納があるので、家事がスムーズ
- 勝手口があるので、汚れ物(泥汚れなど)が運びやすい
- 協力型の家事向きの間取り
- 子どもが自分で片付けやすい
- 洗濯関係のことを家族に自分でしてもらいやすい
- 夫にやってもらいやすい
まとめ
もちろん、1階にウォークインクローゼットやウォークスルークローゼット、ランドリールームが置ければ最高だと思います!
しかし、それが叶わなかったわが家は「限られた坪数でいかに家事動線を良くするか」を考えて
「中心に収納を置いた回遊動線」を作りました。
結果、歩数も最小限で洗濯できる間取りができました!
キッチン・お風呂・洗面・洗濯機・物干し竿すべてと近い収納、とても便利でおすすめです。
また、一条工務店の全館空調のおかげで湿気の貯まる季節もサラッとして、室内干ししていても快適に過ごせるのでおすすめですよ。
後付できる便利品
もう家があるんだけど…という方も、後付けで便利になるグッズならつけることが出来ます。
pid4M
わが家はpid4Mを寝室にも後付して布団を干すのに使っています。
つけ置き用バケツ
ハイブリット除湿機
賃貸に住んでいたときも、乾燥機をお風呂に置いて浴室乾燥機のように使っていました!
家を建てたあとからでも工夫できるところがたくさんあるので、どんどん快適にしていきましょう!
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